手軽な乗物である半面、危険も大きいのがバイクです。
また事故は自分のみならず相手がいるもの。
楽しみで乗る人も、通勤通学で乗る人も、もしものときに対する準備を
しっかりしておきましょう!
■ 自動車保険の種類
自動車保険には大きく分けて自賠責保険と任意保険の2種類があります。
自動車賠償責任保険(自賠責)は車を購入したり、車検を更新した時に法的に
加入を義務づけられた保険です。
自賠責保険では相手の車を破損したり、自分自身がケガをした時などは補償しないこと、
また最高3千万円までしか補償額が無いのに対して賠償額は年々
高額化していることから、これらを補填
するために任意に加入する保険が任意保険です。
任意保険への加入は今や常識となっています。
任意保険の種類によっては、示談交渉も行ってもらえるものもあるので、自分
に合った保険を上手に選択しましょう。
種類 | 加入義務 | 補償の対象 | 補償額 |
---|---|---|---|
自賠責保険 | 法律により強制加入 | 人身事故のみ | 死亡最高3,000万円 傷害最高120万円 後遺傷害75〜3,000万円 |
任意保険 | 任意加入 | 事故全般 | 契約により、対人・対物補償 共に無制限まで有り |
■ 任意保険の種類
任意保険は大きく3種類に分けられます。
- ● 従来型
- 対人賠償、対物賠償、搭乗者傷害をセットにした「自動車総合保険(PAP)」と、 さらに車両保険をセットにした「自家用自動車総合保険(SAP)」が主流です。 保障内容、保険料いずれも各社横並びです。
- ● リスク細分型
-
契約者のリスクを年齢、使用目的、安全装置、地域等により細分化し、保険料
に反映させています。
さらに通信販売により代理店手数料を省くこ とにより、最大23%、最低でも14%保険料が必ず安くなるスグレ物 です。 - ● 補償重視型
- リスク細分型保険の価格攻勢に対抗して導入された保険で、保険料が従来の20%程度 高くなっていますが、自分が被害者になった場合でも 補償の支払いを受けることができる人身傷害補償など補償の内容を 充実させた保険です。
■ 任意保険契約のポイント
2社以上から見積もりをとることです。
リスク細分型保険のように、保険料の計算方法には違いがあります。
例えばA社では年齢に応じて最大20%以上安くなるが若い人が高かったり、
B社では平均して15%しか安くならないが若い人も安くなったりします。